伊豆山稜線歩道は、天城峠から修善寺虹の郷までを結ぶ全長43kmのコースです。今回は、そのうち北側の区間、船原峠から古稀山、達磨山、戸田峠まで約12kmを縦走します。 撮影者の明示がない写真とそのコメントは岡部隊員によるものです。
修善寺駅で松崎行きの東海バスに乗ります。平日だけあって他のお客さんは一人だけというほぼ貸し切り状態のバス旅です。
大曲茶屋でバスを降りて登山口まで車道を歩く。(撮影:島田隊員)
船原峠登山口 標高約570m 島田隊員は、ここまでの車道の緩い上りでも息が切れ、体調の異変を感じる。(撮影:島田隊員)
今日の中間点の古稀山に向かいます。笹原の展望の良い歩きやすい登山道ですが、ちょっと大変な思いで歩く隊員もいます。
今回の山行を象徴する絶景。今回の最高峰達磨山(標高982m)と奥に霞んで見える富士山。そして山腹を貫く西伊豆スカイライン。この辺りはずっと笹原で、正面に富士山、両側に太平洋を見ながらの贅沢なトレッキングです。
古稀山手前でのスナップ。12時前で腹ペコ状態です。
古稀山手前を黙々と歩きます。
古稀山に着きました。ここで待ちに待った昼食です。好天の下そよ風が気持ち良い立派な芝生の山頂でした。
古稀山山頂 昼食中(撮影:濱口隊長)
古稀山からの展望。西側に戸田の街並みがすぐ近くです。奥にはうっすらと御前崎が見えています。長澤さんはかつて見えている岬(御浜岬)から湾を横断して泳ぎ渡ったそうです。
古稀山頂にて昼食後の記念写真。浜口隊長の頭上に富士山があるのですが、少し分かり難いですね。
正面の登山道は達磨山への登りです。手前の駐車場にスカイラインを先回りした二人が見えます。
達磨山への登りで、これまで歩いてきたコースを振り返る。手前から二つ目のピークが昼食をとった古稀山。
本日の最高峰・360度大絶景の達磨山山頂にての記念写真。なぜか四人しか映っていません。
(管理人注:島田隊員は登山道を回避してスカイラインを歩いています。)
達磨山山頂から見た駿河湾越しの富士山とアンテナのある金冠山。
達磨山山頂から見た箱根の山々(最も高いのが神山1438m、そのすぐ右に駒ヶ岳)。手前に沼津アルプスの山並みと淡島。
うんざりするほど延々と階段が続く達磨山の下り。右が次に登る小達磨山。
達磨山を下ってきました。
次は小達磨山への上り(撮影:スカイラインを歩いて先回りしていた島田隊員)
この縦走路は良く整備されていますが、それにしても階段が多すぎて閉口です。小達磨山の下りにて。
そろそろ最終地点の戸田峠ですが、ゴルフ場のフェアウェー並みの素晴らしい芝生の登山道。いつまでも歩いていたい気分です。
最終目的地の戸田峠に着いて、ほっと一息といったところです。
戸田峠(へだとうげ) 標高約730m ここからバスで修善寺温泉まで下りる。(撮影:島田隊員)
修善寺温泉に着いて、長澤さんお勧めの日帰り温泉・筥湯で汗を流しました。これからお楽しみの生ビールです。
その前にちょっと散策、弘法大師(空海)が創建したと伝えられる修禅寺(修善寺は地名)(撮影:島田隊員)
独鈷の湯(とっこのゆ)と修善寺川(通称:桂川)
空海が手に持っていた独鈷(法具)で岩を打ち砕くと霊泉が噴出したと伝承されている。(撮影:島田隊員)
長澤隊員が電話もかけて事前調査していた居酒屋いきぶし(撮影:島田隊員)
冷奴を注文したら本物のワサビが付いてきた。自分ですりおろして食べる。(撮影:島田隊員)
修善寺駅発18:07の電車で帰ります。朝は学生さん等で混んでいましたが、この時間はゆったりと座れます。
お疲れ様でした。
反省会 6月3日(金) 特別ゲストは、Jules†ジュールの伊東香穂里さんです。